キャットフードを深く知る

ドライキャットフードの特徴

ドライキャットフードとは

「カリカリ」の愛称で有名なドライキャットフードですが、この「カリカリ」という呼び名は食べると「カリッ」という乾いた音がすることから、自然とそう呼ばれ、親しまれています。 ドライ(乾いた)キャットフードは、手軽に与えることができることや価格も幅広く選べることから、メインの食事として猫に与えたいと考える人が多いでしょう。

しかし、本当にメインの食事として与えることができるのでしょうか?初めてキャットフードを選ぶときは、こうした疑問がたくさんでてくるものです。 ここではドライキャットフードとは、どんなキャットフードなのかをまず知っていただくために、その特徴を見ていきたいと思います。

ドライキャットフードの特徴

水分量と形

水分不足は腎臓病や膀胱炎、尿路結石なのどの重篤な病気に繋がる原因になります。愛猫が健康に暮らすためには食事中の水分摂取がとても大切です。 ドライキャットフードは、水分量10%以下と乾燥した固形状であることがきわめて特徴的です。水分量が少ないため、必ず水と一緒に与える必要があります。

見た目をわかりやすく例えると、人間の食べ物ならクッキーが一番近いでしょうか。クッキーも水分量の少ないお菓子なので、食べる時に水やお茶などの水分があると食べやすいですよね。 猫もドライキャットフードを食べるときは水分が必要です。水を置き忘れてしまうと水が欲しくて探し回る猫もいますので、置き忘れることのないように確認してあげましょう。

パッケージ

パッケージの特徴としては袋詰めになっているものが多く、これは小さいものでは1㎏から販売されており、大きいものになると8㎏や10㎏と幅広い量から選ぶことができます。

他には箱を開けると個包装されているものもあります。 こちらはコンビニなどでも見かけることが多く、例えば20g×12袋が一箱というようなものが一般的です。 いずれも可愛い猫の写真が印刷されていることや、中身の写真が印刷されていることで、一目でキャットフードだとわかるようなデザインであるということも特徴的です。

また、同じメーカーのもので色違いの商品が並んでいることがありますが、ほとんどが味別に分かれているものや、年齢別に分かれているものになっており、猫の好みや年齢などに合わせて選ぶことができます。 このパッケージですが、表面ではなく裏面に詳しい情報が記載されているので、ぜひ注目してみてください。このことは他のキャットフード商品でも同じことが言えます。

どんな栄養が入っているのか、どんなことが工夫されているのかなどさまざまな情報が記載されており、なかには与え方なども記載されている場合が多いので、初めてでも安心して与えることができますね。

栄養バランス

すべてのドライキャットフードは「総合栄養食」です。総合栄養食は、それだけで必要な栄養がバランス良く摂れるようになっているため、水とキャットフードのみをメインの食事にできる、という最も良い特徴を持っています。

これに対し、「一般食」の場合はそれだけでは必要な栄養が取れないので、他の総合栄養食やドライキャットフードと混ぜて使うことがおすすめされていますが、こうした一般食は湿っているタイプのウェットキャットフードに多くあり、ドライキャットフードにはないことが特徴的です。

メインの食事に適したドライキャットフードですが、猫によっては水分量の多い一般食などと混ぜて与えた方が良い場合もあります。 歯が生えそろっていない子猫や、歯が弱くなった老病にはふやかして与えるなど、状況に応じた与え方ができることでも選ばれやすいという特徴があります。

猫の健康を考えた豊富な種類

ドライキャットフードの商品の中で、「毛玉用」などの表記を目にすることがあると思います。他にも「下腹部尿路の健康維持」などが書かれていますが、これは、猫の健康のための「対策」を考えて作られている商品に記載されています。

毛玉ケア用キャットフード

「毛玉用」のドライキャットフードは、毛玉ケア用のものになっています。
猫は自分の身体を舐めて毛づくろいをする習性があります。そのため、飲み込んでしまった毛玉をときどき吐き出してお腹のなかを綺麗にするのです。

毛玉ケア用のドライキャットフードは毛玉をスムーズに排出するための食物繊維が多く含まれた商品になっています。

尿路ケア用キャットフード

「下腹部尿路の健康維持」と書かれているドライキャットフードは尿路結石の治療とケアにおすすめです。 肥満の猫やオス猫などは尿路結石になってしまう事が多く、これは命にも関わる危険な病気なので飼い主は気を付ける必要があります。 尿路結石が心配される猫の場合はこうした記載があるキャットフードを選ぶことも対策の一つなのです。

いずれも、どんな猫にも必ず必要というわけではありませんが、こうした特徴的な商品があるということも覚えておくと良いでしょう。 こうしたあらゆる特徴をドライキャットフード選びにぜひ役立たせてください。

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